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「らしさ」とは何ぞや

BON JOVIのライヴへ行ってきました。

よけいな演出なし。MCもほとんどなし。ほとんど休みもなしに歌いつづけ、観客は熱狂。法悦状態ってこんな感じかな~と思いながらドームを後にしたんですが。

喜んでもらう、という言葉は陳腐に聞こえますが、音楽屋の端くれとして、たくさんの人を喜ばせる音楽って何だろうと考えたのです。

評価される音楽というとどうしてもコンクールに直結してしまうのですが、どんなに素晴らしいバンドでもコンクールだと物足りなく思う時があるのは「審査員受けする音楽」をやっているからかな?などと思います。それはいい音楽とはちょっと違う気がします。

(もちろんコンクールでだって鳥肌モノの演奏をする団体はたくさんいると思いますが)

自分のスタイル。貫くのは難しいです。

他人から評価され、批判されるとどうしても軌道修正せざるを得ない状態になります。だってそうしないと誰も注目してくれないから。意見に耳を貸さないと自己満足とか偏屈とか頑固とか言われます。

でも、他人の目を気にしてそれに合わせてばかりいると「らしさ」がない、と言われます。

バランスが難しいですね。

特に集団でやる吹奏楽の場合は、ある程度は自分を殺さないと周囲と合わせていけなくなってしまうわけですから、個性を発揮することはよけいに難しくなってきます。しかし、指揮者の要求に柔軟に対応できる人ほど吹奏楽では重宝がられるわけで、それができない人はソロに行け、ということになるんですよね。やっぱり難しいです。

あ、なんか集団の話から個人の話になってる気が…まぁいいか。そんな感じです。

自分の、などというのはおこがましいですが、もげにも「らしさ」のヴィジョンみたいなものがあります。できれば貫きたいとは思っているのですが…いや、それを表現できるまでの域に達してないのが実情で^^;

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「音楽(ノンカテゴリ)」カテゴリの記事

コメント

個がきつめなワタクシとしては、ブラスは正直向いてないんかもしれんと思う今日この頃。でもみんなと音を重ねる喜びみたいなのが好きでずーっとやってるんだと思います。
それなりに自分の音へのこだわりやプライドなんかもあるんだけど、多分出せてないんだろうな。
もげ氏もあたしらが度肝を抜くような「らしさ」を全面に出してぐいぐい引っ張っててほしいっす。いやマジで。

投稿: 同行 | 2006年4月10日 (月) 23時30分

演奏の方も自分らしさを出しつつ、周りにも合わせる・・。
プロの演奏を聴いてるとそれが同時に出来てるんですよね。
私もTbでそんな演奏が出来たらいいなぁと思うのですが、
技術も表現力もまだまだ未熟なので・・。

せめてお客さんが不愉快にならない演奏が出来る様になりたいです。

投稿: ともこ@携帯入院中 | 2006年4月11日 (火) 02時46分

らしさ・・・ って大切ですな。

音楽で言えば「マーチらしさ・・・」とかね。楽器ならそれこそ「ラッパらしさ・・・」とか「木管らしさ・・・」だね。こんな言い方もあるね「大人らしさ・・・」や「子供らしさ・・・」

「らしさ・・・」って大切でさ、マーチがマーチらしくなきゃ聴けないし、ラッパがラッパらしくなきゃ聴いててがっかりするでしよ?つまりね「だよね」だと思うのよ。もげはもげらしく「だよね」でいて欲しいな。

俺たちがね、やってる吹奏楽ってのは40人なら40人で一つの音を作るわけでしょ?だからね無駄な人ってか意味の無い人なんていないわけよ。みんなに意味があるの。つまりねみんながソリストなのよ、俺はそう思うな。ソリストも決して個では無いのよ。

だけどね音楽に個は大切だよ。それは個の技術ってことで、個のわがままはダメね。

コンクールかぁ・・・
俺はね、誰が聴いても「良いなぁ~」「凄いなぁ~」って思ってもらえる音楽をやりたいな。それだけ・・・。

「らしさ・・・」は大切だけど「らしさ・・・」を勘違いしないように俺は気をつけているつもりです。

投稿: take | 2006年4月11日 (火) 23時00分

>同行さま
自分も実は周りに合わせるのって苦手。それができるのって吹いてるときだけだな…吹奏楽を通じて「あわせる喜び」ってのを知ってるから社会人失格になってないってのもあるかも。
みんなの音と自分の音を重ねるっていうのはみんなとのお付き合いと変わんないんじゃないかなと思ったりします。
皆さんを引っ張ってく立場にいながらまだまだ自分のことで精一杯っていうのが正直なところです。軽くスランプ気味?(えらそうに)…精進せねば。

>ともこさま
すごい人って、独特な音をしてるのにみんなの音ときれいにとけあってるんですよね。あれって不思議。
昔プロの方に「もげさんの音は個性がない」と言われ激しく落ち込んだことがありました。それは音そのもののことなのか演奏技術のことなのか表現のことなのか…。いずれもまだまだ未熟でその言葉に反撃できるものがないというのが現状。今のところは邪魔にならない程度のパフォーマンスができれば万歳という感じ。お互いその辺を模索していきたいものですね!

>takeさま
自分で書いておきながらなんですが、あとでこの文章を読み返し、皆さんの言葉を読んで少し考えが変わった部分があります…
吹奏楽における「らしさ」と「個」はちょっと意味合いが違う気がしていて、前者は全体の雰囲気、後者は文字通り個人の持つ表現力や技術力だと思っています。以前ある指揮者とご一緒した時にこの二つの違いの重要性ってものをひしひしと感じたことがありました(どなたかわかるかな(笑))。安定した「個」があってこそ「らしさ」が出るものだとすれば「個」はなくしてはならないものなんだ、と認識しました。
「らしさ」を出す作業ってほんと難しいですよね。世界が水没するほどの大嵐が高木ブーになっちゃったら悲しすぎるし…
「だよね」の精神があれば少しはましになるのかしら!?
演奏会だろうがコンクールだろが聞く人をうならせる音ができたら嬉しいですね!

投稿: もげ | 2006年4月12日 (水) 11時07分

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