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プルートーというのはディズニーではなくて

太陽系惑星から除外されちゃったそうですね、冥王星。

学術的にはハブられたわけですが、もげとしては「細かいことにはこだわらないでこれからも仲良くやっていこうよ!」と思ったりするわけです。別に冥王星とは友達じゃないですけど、宇宙規模で見たらご近所さんですからねえ。

「冥王星は他の惑星と軌道が違うから惑星とは違うんじゃね?」という疑惑は以前からあったわけで、そもそもひろ~~~い宇宙のイチ生命体にすぎない地球人が惑星の定義うんぬんを論じることがなんだかすごく偉そうに思えて、だいたいもげが「水金地火木土天海冥」で育っちゃったわけですから、(結局自分のわがままで)今回の騒動は何となくお笑いを見ているような感じで眺めていたわけです。

それで、ミーハーな地球人が飛びついたのが「冥王星」という曲。

今朝のニュースでも取り上げられてたし、ネットでも話題になってますね。

いきさつをご存知でない方やネットニュースを見るのがめんどくさいという方のために補足すると、ホルスト作曲の「組曲『惑星』」が「海王星」までで終わってしまっているために、2000年にマシューズという作曲家(一応ホルスト研究の第一人者らしいです)が後付けという形で「冥王星」を作曲したわけです。どうもこの人、前曲「海王星」のコーダも勝手に編曲したらしいです。発表当時は見向きもされなかったんですが、今回の一件で、太陽の光がほとんど届かないという冥王星にやっとスポットが当ったんですね。マシューズさんはウハウハでしょうな。

ずいぶん前(もげねっとが風呂になる前)にこの話題は書いた記憶があるんですが、どう聞いても蛇足だなぁと思っていたら、これで名実ともに蛇足な作品になっちゃったわけですね(笑)

まぁあれですね。ホルストの作品とは別物だと思って聞いたほうがいいのかもしれませんね。

終曲「海王星」の宇宙の彼方に消え去っていくようなエンディングがなんともミステリアスで、未知の世界に思いを馳せたホルスト氏の想いが伝わってくるような気もするので、これ以上続けられるとかえって興ざめじゃん?と考えるわけです。

それに「未完成」を捕作するとかいうのとは違って、ホルスト氏的には「海王星」でひとつの作品として完結してるわけですから(作曲当時は冥王星が発見されてなかったというのは有名な話)、いくら天文学がそうだからって杓子定規に「冥王星」を後付けする必要はないんじゃないかと。

この駄文を書くためにいろいろ調べたら、ホルスト氏はこの曲の演奏に当って全曲演奏にこだわっていたそうです。ガッ!吹奏楽業界じゃこのお約束を無視しまくりじゃん!あぁ面目ない。楽器編成を遵守することも明言してたそうです…オケものの割には管楽器が多めで、あの独特のサウンドは管があってこそだったのかぁ。納得。

ま、これも宇宙規模で見たらどうでもいいことなんですがね。

誰でも太陽系へ出かけられる、なんてことはずっとずっと先になりそうなので、宇宙船に乗った気分で「惑星」を全曲ぶっ通しで聴いてみるのもいいかもしれないですね。

個人的には「土星」の最後に響くC、G、H、Eの和音が好きです。オルガンがCを重低音で鳴らしてくれたら最高!え?変?

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コメント

今朝TVでちらっと聴きました、冥王星。
本当惑星?って感じな曲ですね。
木星は吹いた事があります。ものすごく難しかったです。

水金地火木土天海冥は懐かしい~。中学時代の理科で覚えましたよ。
理科の先生が言ってたんですが、時と場合によっては水金地火木土天冥海になる場合もあるらしいですね。

ちなみにワタクシ、惑星の英語名は●ーラームーンで覚えました(爆)。

投稿: ともこ@火星を吹いてみたい | 2006年8月30日 (水) 00時12分

木星は難しいですよね~。高音木管は冒頭の「てけてけてけてけ」(←わかる!?)で昇天します。もげがやったことがあるアレンジでは中間部はずっとメロディを吹けたのでおいしかったんですが…

月に代わっておしおきよ!懐かしいですね。
ってこれしか知らないんだけど^^;

投稿: もげ | 2006年8月31日 (木) 13時23分

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