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今だから言う話

今の楽団ができてもうすぐ1年。とりあえずはいい流れでやってこれていると思いますが、どこでも一度はぶつかるであろう運営や演奏での壁にいつ直面するのかなぁなんて思うと、その日が来るのがちょっと怖かったりもします。

話は変わるのですが。

ずいぶん前のことですが、当時入っていた楽団に対して不信の念やらなんやらがたまりまくり、しばらく活動を休んでいたことがあって、その時他の楽団を見学に行っていた、という話は以前にもしたことがありますが、とある大手の楽団へも冷やかし半分で行ったことがありました。実力的、活動ペース的に入団するのは不可能だと思っていたので、実力がある楽団がどういう練習をしているのかをこの目で確かめたくて行ってみたのです。

そこで話した人に、考えさせられる言葉を言われたのです。

「吹奏楽なんて、所詮オケには敵わないよ」

(以下自論が続きます。不愉快に思ってしまったらすみません。だけどこれがもげの本音なので、そういう考え方もあるんだね、くらいで流してやってください)

ぐさっと来る言葉でした。

吹奏楽団にいながら吹奏楽に誇りを持っていないそのバカにした口調にむかつきました。

その人がどういう経緯でその楽団にいるのかは聞きませんでしたが、じゃあ何でここにいるんだよ!と詰め寄りたくなるのをじっと我慢するしかありませんでした。

しかし、その言葉は事実でもあります。

どんなに頑張ったって、吹奏楽にはオケの表現の幅広さには勝てない部分があります。吹奏楽でアレンジものをどんなにうまくやったとしても、本家本元の音にはなかなか対抗できないと思います。

だけど…どっちが上でどっちが下か、という論争はナンセンスだと思うのです。

だって楽器編成も違うし、楽器の役割だって違うし。

変な例えかもしれませんが、カレーを作るのにどういう材料や調理法をとっても、最終的においしく食べれたらそれでOKなのと同じではないでしょうか。出来上がるまでの過程が違うんだから味も違って当たり前。味をどう感じるかは人それぞれ。吹奏楽とオーケストラを比べるのはその程度の違いだと、もげは思うのです。

もげは吹奏楽しかやったことがありませんが、かといって吹奏楽崇拝者でもないし、オケに対するひがみもありません。

音楽をやる手段として、両者は並列だと思うのですが…

オケマニアは吹奏楽をバカにしがちなようですね。ちょっと悲しいことです。

で、話は戻るのですが。その楽団に入る気はもともとなかったのですが、先の発言のせいで、楽団全体にそういう雰囲気が漂っているような気がして、練習途中で失礼させてもらいました。

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「音楽(ノンカテゴリ)」カテゴリの記事

コメント

1992年全国大会の神奈川県神奈川県立野庭高等学校吹奏楽部のバレエ組曲「アパラチアの春」の冒頭を聴いてごらん、あれはオケだよ。初めて聴いた時に「なじゃこりゃ!!」と叫んだよ。確信したね、これが吹奏楽だ!!ってね。楽器の組み合わせ、バランスでオケなんかに負けないサウンドが鳴るんですよ、そのポイントがオケには無い楽器の使い方なんです!!それが吹奏楽の醍醐味です。

投稿: take | 2006年10月 2日 (月) 22時31分

ふむ…
オケサウンドに近づく…ですか。
確かにあんな音が出せたらすごいよなぁ、と思いますが、それとも違う音が出せるのも吹奏楽ですからね^^まずはそれを目指さないとなぁ…ははは…

投稿: もげ | 2006年10月 3日 (火) 22時05分

ぎゃああああ!青森からわざわざコメントをいただいたのにー!なぜだぁぁぁ!消えてるじゃないかーーーーーーーーー!!!

>該当者さま
せっかく書いていただいたのに本当に申し訳ありません。今運営に殴りこみました。わけのわかんない宣伝コメントへの対応策のせいいなのか…

投稿: もげ | 2006年10月16日 (月) 21時57分

青森です。
持論なので。再生可。
もっかい書きまひょか?

投稿: maromaro | 2006年10月17日 (火) 01時29分

>まろまろさま
ぜひお願いします!他の人にも見てもらいたいので…
お手数おかけします><

投稿: もげ | 2006年10月17日 (火) 15時37分

どうも。再度青森です。
あーあー。ごほん。

もげさんのこの話題、私もずいぶん考えさせられました。
私は中学・高校で吹奏楽、大学でオケを経験しました。
大学では、両方の経験者、どっちかの経験者、
両方の未経験者が集い、
この話題で議論も重ねました。

今の私が達した結論は、もげさんが仰るとおり
「比較の対象になるものではない」です。
「弦楽四重奏と金管五重奏、どっちが上?」
という議論に似ていると思います。

ただ、歴史的な成熟や作曲された経緯から
吹奏楽のオリジナル作品より、オーケストラ作品のほうが、
音楽的に完成された作品が多い、ということは言えそうです。

そこで、そのオーケストラ作品が持つ対位法や
和声進行、音楽的な展開や楽器の組み合わせ・使い方を、
吹奏楽でも体験したい、という意欲から
吹奏楽に編曲して演奏したい気持ちは、よくわかります。

しかし、その際に
・オーケストラのほうが上だからアレンジ作品を演奏する。
・オーケストラの響きに似せなければならない。
・ヴァイオリンが聞こえるように演奏しろ
などという根拠は、私にはサッパリわかりません。

もげさんも仰っていますが、編成が違うのですから。

ついでに言うと、技術的には吹奏楽だろうがオケだろうが、
通用するものはするし、しないものはしないと思います。

そういう意味では、
吹奏楽は不当に低く評価される傾向があると思います。
先日N響がコンサートのプログラムに、
アルメニアンダンスパート1を取り上げましたよね。
確かな技術に支えられた、音楽の真摯に向き合った演奏は
もっと評価されてほしいですね。

投稿: maromaro | 2006年10月19日 (木) 23時09分

>青森様
おー!再度の投稿ありがとうございますです。

吹奏楽もオケも、お互いにはない特色というものがあって、それは比較するようなものじゃないんですよね。ただ、最近はコンクールではアレンジものをやってなんぼ、みたいな風潮があって、それが結局吹奏楽<オケというような考え方につながっちゃってるのかも、と思います。アレンジをやって、元の音とは違う素晴らしい響きがしたら、それはそれでものすごいことだとも思いますしね。

おっしゃる通り、オケもので使われている音楽的手法は、オリジナルの曲ではなかなか出会えないもので、たまにアレンジものをやってみると、その完成度の高さに驚かされます。
(いい編曲をされていれば、の話なんですが)
しかし、それを知ってオリジナルをやると物足りなく思えてしまうのも事実なんですよね^^;しかし、吹奏楽のために作られた曲は、やっぱり楽器それぞれのよさを最大限に引き出すように作られているわけですから、自分のようなど素人はまずそこをクリアしていかなければいけないと思う次第です。

あ、これも比較じゃぁないんですが。
吹奏楽のすごい演奏って、よくパイプオルガンの音に似てる、って言われますよね。それはなんか納得します。だって音が出る原理は同じだもんねえ。

何か考えがまとまらず。。。失礼しました。

投稿: もげ | 2006年10月21日 (土) 12時05分

そうですね。
作曲されてきた経緯から、吹奏楽には物足りないものも
あるかもしれませんね。完成度が高いものほど
「渋い」のでしょうか?
中学生で「ヒンデミットのファンです」という子も
あんまりいないような気がしますね(笑)。
私も、作曲家の意図に、チョットでも近づけるように
精進しますです。

PS:もげさん、
私のブログにリンクを張らせていただいてもいいですか?

投稿: maromaro | 2006年10月23日 (月) 20時53分

確かに中学生がヒンデミット好きって聞いたことないですね。
自分も最近聞けるようになってきたくらいですから。

いや 自分が若いとかじゃなくってですね

そう!作曲者が音を通じて何を伝えてほしいと思ってるのか。
これはジャンル問わずすべての音楽に共通することですね。お互い探求していきたいものですね~。

あっ、リンクぜひお願いします。相互にしてもいいのかなぁ…

投稿: もげ | 2006年10月24日 (火) 15時24分

もしよろしかったら、
相互でお願いします。
http://wind.ap.teacup.com/maromaro/
です。

投稿: maromaro | 2006年10月24日 (火) 22時37分

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