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訃報

父方の祖母が亡くなりました。

危篤状態になってからあっさりと逝ってしまったので、さほどやつれた顔でもなく、まるで眠っているだけのような姿でした。

危なくなってからは、父と伯母が付き添っていたそうです。

数時間ごとに呼吸が止まり、そのたびに伯母が「おかーさん!おかーーーさん!」と呼びかけると復活していたとか。入院中、伯母が見舞いに行くと眠っていることが多く、起こすときに同じように声をかけていたのを、祖母は覚えていたのかもしれません。

そのそばで父は…

呼吸停止のたびに腕時計を見ては「●時●分!」と時刻を読み上げていたそうです。

後で見せられたメモには停止の時間が書き込まれ、最後に「○時○分 死亡」と…

とんだネタになりそうですが、祖母の命の火が消えていくのを見ていることしかできなかった父の歯がゆさが伝わってくるような乱れた字でした。

強烈な個性を持ち、口が悪かった祖母。それでも愛されていた彼女は、近しい人たちに見送られて旅立っていきました。

30年近く前に他界した祖父と本当に久しぶりに再会しているかもしれません。

「わしゃぁまだこっちには来たくなかったんだ!!」なんて言いながら…

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